• 働くって聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか? 人によってその印象は様々です。生きがい、やりがいと答える人もいれば、大変なもの、辛いものと答える人もいるでしょう。楽しいもの、ワクワクするものという人もいるかもしれません。

    この働くということは私たちにとって大きな意味を持ちます。なぜなら、私たちは1日の半分以上を働くことに費やしているからです。その働く時間をどんな気持ちで過ごすのか。それによって人生の質が変わると言っても過言ではありません。

    時代によってその働く価値観も変わってきているようです。 一昔前の高度成長期のように社会が成長期にある時代は、生活のため、お金のために働くという価値観が当たり前でした。しかし今の日本のように成熟した社会では働くということに対する価値観そのものが生活のため、お金のためから、やりがい、楽しみのために働くという価値観に変わってきています。

    その中で私たち治療家は生きがい、やりがいを感じやすい職業と言えるかもしれません。 多くの方が痛みに悩む人のため、悩んでいる人を笑顔のために治療家を目指したのではないでしょうか?

    一方で、今ではエステ店を合わせると施術を提供するお店がコンビニエンスストアの約3倍もあるほど生き残りの競争は激化しています。競争が激化するほど働くあなたのマインドは高度成長期のころのように、生活のため、お金のためになりやすくなっているかもしれません。

    あなたは治療家として何のために働きますか?

  • 目の前の悩む人を救うことは治療家としてとても大きな価値だと思います。それによって笑顔を増やすこともできますし、感謝をされることもたくさんあるでしょう。 ですが、目の前に来てくれる悩みを持った方はごく一部にすぎません。

    社会に目を向けた時、子供の健康トラブルが増えていたり、アレルギー症状などを含めれば健康体の方が著しく減ってしまっていたり、世界一の不妊大国と言われていたりします。また自ら命を断つ人が先進国で一番多い。これが今の日本の現状です。

    私たち治療家が目の前の人を大切にすることも重要です。が、私たちの母国である日本の現状を考えたとき、本当に目の前の人のためだけで終わっていいのでしょうか?

    私たち治療家だからこそできることってないのでしょうか? 私たちが関わる人だけでなく、まだ目の前に来ていない人たちのためにできることはないのでしょうか?

  • 外傷や感染症など命の危機に直面したとき、医療の力は絶大です。 しかし、日本の死亡原因のほとんどが慢性疾患や生活習慣病と言われるものです。いくら医学が発達して、最新の治療技術ができたとしても、人々が自分を大切にしたり、心身の健康を考える気持ちがなければ、日本を元気にすることは難しいと思いませんか?

    しかし、その分野まで病院がフォロー仕切れないのが現状です。 そこを医療と一緒になって支えていく、その一端を担えるのが私たち治療家ではないでしょうか。

    私たち日本妊活協会では「心・食・体」を通して体がもつ力を細胞レベルで活かすことの大切さを伝えています。それによって体は本来の力を取り戻し、健康に戻っていくと考えています。

    さらには、妊活を通して夫婦の関わりや親子の関わりが変わり、自分の人生の幸せに気づかれ、毎日をイキイキと過ごされる方、その結果子宝に恵まれるという最高の未来を手にする方が多数おられます。

    こんな風に健康にも生き方にもアプローチできる。

    そして目の前の人だけでなく、その方のパートナーの健康やこども達の健康、さらにはこども達の輝く未来にまで影響を及ぼせるのが治療家がもつ本来の価値ではないでしょうか。

  • 中国の月令廣義という本の中にこんな言葉があります。

    「一生之計在勤(一生の計は勤にあり)」

    この言葉にはまじめに働くことで一生が決まるよという意味があります。 この計には「計画」という言葉と別に「総まとめ、全て」という意味があります。 その意味を考えると、どんな働き方をするかで一生が決まると考えることもできます。

    治療家という一生を考えたとき、どんな治療家でありたいか、どんな治療家人生を送るかで自分の一生も決まると思うのです。あなたはどんな治療家人生を送りたいですか?

    目の前の人が悩みから解放され笑顔になる喜び。 それによって人の幸せに貢献できているという生きがい。 夫婦や親子の関係まで変わる、生き方への関わり。 そしてこども達の笑顔と幸せのために未来を創る。

    治療家としてあなたはどこまで影響を及したいですか?

  • これは毛利元就の言葉です。

    一年の計は春にあり
    一月の計は朔(ついたち)にあり
    一日の計は鶏鳴にあり

    これが由来となって「一年の計は元旦にあり」という言葉になっていると言われています。 新しい一年の計画はその年の初めに、その月の計画はその月の初日に、一日の計画は一番鶏が鳴く早朝に立てるのが良いという意味です。

    先ほどもお伝えした意味を考えると、「一年の計」つまり一年の総まとめ、終わりが元旦にあるという日本語が昔からあるということです。これが昔から言い伝えられているということは、日本人がこれを感じ、体験してきた成功哲学がここにあるということです。

    その成功哲学とは、強く思ったとき、決めたとき、もうそれは叶っているという考え方です。 これは古くから豊作を祝う文化として、お花見や盆踊りなどのお祭りなどで、日本人が成功哲学として脈々と受け継いできたものです。秋の豊作を春に祝う「予祝」なんです。

    この一年をどんな一年にするか。
    この一年、治療家としてどう生きるか。


  • ①治療家としての生き方が見つかる
    色んな治療家の体験談を聞くことで、自分の治療家人生を振り返ることができます。 今の治療家としての生き方がぴったりくることもあるでしょうし、仲間からの刺激を受けてもっと自分もこんな風に治療家人生を全うしたいと思うかもしれません。 治療家としての生き方が見つかれば、あなたは自分の意思で、自分の選択で、自分の責任で、最高の治療家人生を歩むことができるようになります。

    ②何のために治療家でいるのかが明確になる
    人それぞれ「何のために?」は違ってきます。それはみんな違うからこそいいと思います。 人の健康のために全力を尽くす人もいれば、心のあり方をサポートするために頑張りたいと思う人もいるでしょう。また自分は食の大切さを伝えたいという人もいるかもしれません。 自分は何のために治療家でいるのかが明確になることで、人に自分の特徴を伝えることができ、迷いなく進むことできるようになります。

    ③同じ理念、ビジョンを持った仲間とつながる
    どんな治療家人生を送りたいのか、何のために治療家でいるのかが明確になれば、同じ想いを持った仲間と協力することができます。また自分にはない特徴を持った仲間とコラボすることも可能かもしれません。さらに自分の課題を仲間と一緒に乗り越えていくこともできます。 何より、そんな仲間がたくさんいることで、その安心、安全な場を使ってチャレンジすることも可能になり、自分の可能性が広がっていきます。

    ④最新の研究、第一人者からの学びでさらに成長する
    治療家人生が変わる1日では毎回特別ゲストの講師をお招きして、最新の知識や情報を提供しています。 また今年から日本妊活協会内部の研究チームから最新の研究発表をお伝えする試みをスタートします。 マインドやあり方だけでなく、翌日から臨床に活かせる生きた知識や情報もインプットしてくださいね!

    今回の特別ゲストはこちらの先生です。


    ⑤2020年のビジョン、目標を共有して最高の1年になる
    日本妊活協会の2020年のビジョン、目標を共有することができます。 仲間の力、協会の力、個人の力、様々な資源を利用することができます。 一緒に共有して進むことで、モチベーションを下げることなく、意識高く日々の行動に落とし込めます。 結果的に2020年はあなたにとって最高の一年になるでしょう。


  • この治療家人生が変わる1日も今回で4回目の開催となりました。日本妊活協会が主催するようになった第2回から毎年テーマがあります。

    第2回は「安心、安全の場」。
    どんな事にでもチャレンジできる環境。どんなことでも分かち合える仲間がいる。妊活を文化にという理念に向けて仲間がお互いに安心、安全な場つくるということがテーマでした。

    第3回は「未来」。
    職種や立場、環境の境界線をなくし、すべてが融合していく。“調和・循環・対話”で妊活が文化になるそんな未来をつくっていくというのがテーマでした。

    今年のテーマは『RERISE(リライズ )』です。

    REは再び、
    RISEは上昇、向上、起源、立ち上がる
    という意味があります。

    2020年。
    オリンピックイヤーで世界の注目が日本に集まる、そんな1年。

    日本妊活協会は自分たちの原点に再び立ち、理念、ビジョン、自己価値をもう一度自覚して再上昇する。そして“NINKATSU”を世界に広げるスタートになる。そんな1年にするという想いが込められています。

    ご参加いただく皆様ひとりひとりが自分の原点に立ち返り、2020年を史上最高の1年にするためにこの「治療家人生を変える1日」を最大限に利用していただけると幸いです。

    一般社団法人 日本妊活協会 代表 中野智彰



  • 【開催日時】
    2020年1月19日(日) 10:00〜17:00
    【会場】
    東海大学校友会館 35階
    東京都千代田区霞が関3-2-5
    TEL 03-3581-0121(代表) FAX 03-3581-6200


    最寄りは「国会議事堂前」「溜池山王」「永田町」です。
    (地下鉄銀座線 11番出口より徒歩3分)
    (地下鉄千代田線 A13出口より徒歩5分)
    (地下鉄日比谷線 A13出口より徒歩5分)
    (地下鉄丸の内線 A4出口より徒歩8分)
    (地下鉄南北線 8番出口より徒歩5分)
    (地下鉄有楽町線 2番出口より徒歩6分)



    懇親会はイベント終了後18:00より、別会場にて開催します。
    「健康的な妊活を文化に!」のビジョンに向けて大いに語り合い、分かち合い、盛り上がりましょう! ※懇親会場はイベント会場から徒歩数分のところを予定しています。

      
    【参加申込みフォーム】
    懇親会

    ※いずれかを選択してください。
    お名前
    ふりがな
    メールアドレス ※半角英数字
    電話番号
    紹介者のお名前 ※紹介で参加される方はご記入下さい。

  • 1963年 中国山東省生まれ
    1984年 北京中医薬大学医学部 卒業
    1988年 大阪大学微生物研究所でウイルス免疫学を研究
    1992年 大阪大学にて医学博士号取得

    現在、米国生殖医学会会員、神戸東洋医療学院講師、産業医科大学非常勤講師、天津中医薬大学客員教授、鑑真学院教授、プーアル茶茶文化センター館長 雲南農業大学 客員教授などを兼任 毎日放送テレビの健康情報番組「なるほど!」解説者(ツボ・漢方など東洋医学的養生)、朝日カルチャー「薬膳入門」講師、NHK文化センター「食養生講座」講師、リーガロイヤルホテル、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド、シェラトンホテル、ホテル阪神「薬膳セミナー」アドバイザーなど活動は多岐にわたり、英ウィメンズクリニック、船戸クリニック、クリニックママ、谷口眼科の漢方相談も実施している。 専門分野は、鍼灸、漢方、ウイルス免疫学、遺伝子学、予防医学で東洋医学の可能性を統合医療の観点から追求する。タンポポに高い抗ウイルス効果及びホルモン作用があることを突き止め、有効成分「T-1」の存在を発見。タンポポ研究の第一人者で、「タンポポ先生」とも呼ばれている。

    《主な著書》
    赤ちゃんを授かりました! / (共著)東邦出版
    解毒革命 / メタモル出版
    4000年健康法-これだけ分かれば医者いらず / メタモル出版
    レンゲで美顔 / 本の泉社出版
    鍼灸臨床治療法集(共著) / たにぐち書店
    老年医学新進展(共著) / 化学工業出版社
    日本東洋医学の状況(共著) / 人民衛生出版
    経穴の効用、配穴(共著) / 近畿中医学研究会

    1967年 静岡県生まれ
    1991年 早稲田大学 人間科学部 卒業
    1993年 早稲田大学大学院 人間科学研究科 修士課程修了
    1996年 早稲田大学大学院 人間科学研究科 博士課程修了
    1996年 早稲田大学 人間総合研究センター助手
    1999年 聖徳大学 人文学部 専任講師
    2014年 桜美林大学 心理・教育学系 教授

    早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。専攻は、健康心理学・身体心理学。臨床発達心理士。「子供の『脳』は肌にある」(光文社新書)、「手の治癒力」(草思社)など著書多数。

    《主な著書》
    体の無意識の治癒力(さくら舎)
    人は皮膚から癒される(草思社)
    子供の「脳」は肌にある(光文社新書)
    幸せになる脳はだっこで育つ(廣済堂)
    皮膚は心を持っていた(青春出版社)
    皮膚感覚から生まれる幸福(春秋社)
    手の治癒力(草思社)

  • アトピーの子供達の治療を行うかたわらで、「なぜ子供達の健康が損なわれているのか?」を考え抜き、健康問題を抱えている子供達の親が不妊で悩んでいる傾向があることに着目。 今までに述べ1万件以上の妊活をしている夫婦にアドバイスと施術を行う。悩みの本質に寄り添うカウンセリングと妊活の在り方をベースにした「妊活プログラム」で結果を出す。 子供の健康と日本の未来を守るため、妊活の在り方を変える必要性を感じ日本妊活協会を立ち上げる。これまでに400名以上の治療家に技術指導、知識指導を行う。現在は治療家への指導、「妊活を文化に!」の啓蒙を中心に他団体での講演や講師としても活躍。

    デザインーやコンサルタントには真似できない、コトバやビジュアルを売る力に変えるデザイン×マーケティングのプロとして活動を展開。2週間で8000万以上の売上を獲得したプロダクトローンチ、2週間で53件のホームページ制作受注、小売店が前年度年間売上を1ヶ月で達成、通販事業者の月間売上を3ヶ月で10倍アップ、個人コンサルタントのPR制作で1.2億円の売上獲得等、中小零細企業に至るまで業績を問わず多岐の業績アップを支援。

    自ら行うコンサルティングでは、クライアント自身も気付かずにいる核心を短時間で捉え、非常に現実的、即実践可能な解決策をその場で創り出すことに定評を持つ。現在は、従業員を抱える経営者だけでなく、コンサルタントやカウンセラー等の個人事業主、起業家たちのサポートも行い、売る人も買う人も大事にすることで物心ともに成功し続ける”道徳と商売”の哲学を伝えている。

    《主な著書》
    時短術(海拓舎出版)