中野です
先日、
「もしFSHが高くても、卵巣で卵胞が育てられれば下がる」
というお話をしました。
今日来られたは、
FSHは問題ではないのですが、
「自力でこんなに卵が育ったのは初めて」
という方でした。
しかし、一つ問題が。
卵胞が基準と言われているものより大きくなりました。
通常は排卵前に20mm程度と言われているのですが、
この方の今週期は28mm。
僕が「問題」と言っているのは、
28mmに育ってしまったということではないんです。
基準から外れてしまうこと
体に変化があること
に対して「悪い」と思い込んでしまうことです。
基準は大事だし、
僕も参考にする。
でもよかったじゃん。
自力で育てられて。
自信もって!
って思います。
この方は、
月経期間も、もともと7日程度だったのですが、
今回5日だったので「いつもと違う」と不安そうなことを言っていました。
僕がまだまだ信頼関係を築けてなかったというのもあると思いますが、
月経期間の変化にしても、
卵が大きくなったことも
治療院から帰るころには自信に変えてもらいました。
ただ、
大きくなりすぎる理由として、
無排卵だったり、
前周期の卵胞が代謝されずに残ってしまい、
それが育っている可能性もあります。
なので、
生理周期、排卵の有無、基礎体温に問題がない場合は、
あまり薬で卵巣に仕事をさせてほしくないですね。
ということで、
この方も何周期かは経過を追う必要がありますね。
もちろん今回は、
大きくなった卵胞からはしっかり排卵しているので、
よい結果つながるといいと思っています。
あと、
結構、無排卵周期が多いことに気づいてない方もいます。
場合によっては、
排卵してないのに人工授精をしている方もいました。
ちょっと信じがたいですよね。
何事も「ほどほどに」なんですが、
これが一番ムズイんですよね。
自分の体を知るのに、
基礎体温付けたり、検査をしたりは大切。
でも基準や変化に固執しすぎる。
逆に、基礎体温つけてるのに大事なところを見逃している。
セラピスト側からは、
こういったことに対して、
・良いところ
・伸びしろ
を伝えてできるだけ前向きに妊活をしてもらえるようにすることですね。
中野
P・S
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中野