昨日は、臨床でファスティングや栄養指導を取り入れる利点を書きました。
今日は、「子供達の未来」についてです。
もうセラピストであれ
ば、食については色々関心があると思います。
未来はヤバいな~って思っていると思います。
「体質」という言葉をどう捉えるかは今後話しますが、
体質にも一般的な言葉を使うと、
先天的・・・生まれた時からの個性
後天的・・・生まれてからこれまで影響を受けた結果の個性
とあります。
しかし、婦人科系の勉強をしていると「先天的なものは仕方がない」というのはどうも納得いきません。
卵子の元は、お母さんが胎児の頃から体の中で眠っています。
そして、お母さんの歴史の中で影響を受けた体液でその卵子(細胞)も歴史を積み重ねます。
つまり、お母さんの生活習慣が卵に影響を及ぼし、その卵から精子と出会い「人」になっていきます。
そして胎児の時、お母さんの体の中ではお母さんの体液で育ちます。
特に、安定期前までに内臓の基礎ができ、羊水を飲み排泄も行います。
羊水からは実際には栄養はそれほどもらっていないようですが、羊水を飲んで排泄を行う事で、腸管が育ちます
アトピーは、皮膚病?
皮膚が敏感ではありますが、腸(免疫)異常です。
こう考えると先天的なものも後天的なものも、親の責任になります。
僕は、火傷のような状態の赤ちゃんを何人も診てきました。
掻かないように赤ちゃんをベビーカーに縛り付けられて来る子
初診時ずーっと顔をベッドのタオルにひらすらこすりつける子
体外受精専門の病院では、あれだけ薬を使っていて着床後10週もすれば卒業です。
その後流産しようが、生まれてくる子供の健康がどうだろうが知る事も無いでしょう。
ただ、それはその病院が自分の病院の役割と領域を全うするためのシステムです。
これに悪口を言うのではなく、僕らが僕等の役割と領域を全うしなければダメですね。
妊娠以上に大事なこと、それはその方の未来であり「子供の健康」です。
栄養指導なしではこの価値は相手に与えられないでしょう。
まずは、今日から行動する事、
そしてもっともっと目立って行くことですね。
僕もまだ未熟ですが、みなさんももっともっと強いライバルになってください!
中野