人工授精を提案すべき事例④(実際の事例)

中野です

 

現在人工授精をすすめるという事について連載しています。

 

ここで最もお伝えしたいのは、

相手の年齢や夫婦間での不妊に対する考えやビジョン、体の状態、症状に合わせて最適の提案をして欲しいという事です。

 

特に40代前後で妊娠に悩む方がとても多いです。

この方は「子供が欲しい」と思う一方で「最後のチャンス」という一つの諦める覚悟も持っています。

 

しかも、一年の中で全ての周期で妊娠のチャンスがあるとは限りません。

何故なら、子供になれる卵が排卵する回数も年齢的に少なくなっている可能性が高いからです。

 

だから、「チャンスを逃さない事」という視点で、

・精子と卵子を出会わせるタイミングを逃さない

⇒セックス、人工授精、体外受精全てを含めて

・精子と卵子を出会わせる環境作り

・子供になれる受精卵を受け止められる子宮やホルモンの環境作り

 

全てを考えなければいけません。

 

今回の事例は、

・女性側の体の状態はかなり良くなった

・でもパートナーの仕事の忙しさからセックスの問題がある

・一旦タイミングを取る事にあまりに疲れ「子作りは一旦やめる」となった

・一方、いつまで休むのかが曖昧になり、焦り始めた

 

というケースです。

 

また、

・実はセックスに大きな問題を抱えていたという悩みがあった上

・夫は人工授精や体外受精に消極的

 

というとても多いケースです。

 

この場合、大きなポイントは3つです。

 

・実は人工授精や体外受精に拒否的というより単純に「知らない」という問題が大きい

・夫婦間で話すだけでは何も進まないという経験を痛いほどしている

・セックスの問題を抱え、解決方法が分からない上タイミング療法によるトラウマがある

 

という事です。

 

多くの男性が人工授精と体外受精の違いすら分かっていません。

なので、夫婦間で話し合っても本音で話せずに妊娠に関して長い事平行線になっています。

 

パートナーの男性を連れてきてもらう場合、

・夫婦でスタートラインに立ってもらう

⇒ 初診に来てもらう

・女性が受けている実際の施術やそれに伴う伸展を感じて理解してもらう

⇒ ゴチャゴチャ説明せずこちらの誠意を感じてもらい安心してもらう

・旦那さん自体と深く話をする場合

⇒ 必ず一対一で向き合える環境を作る

 

があります。

 

今回は、既に初診、経過までは旦那さんに来てもらっていましたので、一対一で向き合う環境を作りました。

 

まず、経過とセックスの問題についてしっかりと旦那さんとお話をしました。

 

そして、一番大事な、

パートナーである奥様側が、

年齢的な問題、セックスの問題で悩む一方、病院の治療も含めて先の心配がある状況だという事をお伝えするというより「僕自身が奥様を見ていて感じます」という伝え方をしました。

 

 

その上で、

時間の問題(年齢)、後悔しない選択、そして人工授精の説明をすると旦那さんの中で大きな変化が生まれました。

 

 

その後、奥様からメールで「夫が急に前向きになってくれました」という連絡をもらい、卵管の検査で問題が無い事を確認し、人工授精を行うところまで行きました。

 

これは「普通」に思われるかもしれませんが、

この方にとって幸せを感じる位嬉しい事だったそうです。

 

 

この方においてはまだ結果待ちですが、

こういったケースで妊娠に至る場合は多いです。

 

 

自分が不妊だと思った瞬間

夫婦間で不妊治療の事でギクシャクし始めた時

 

 

幸せになる事を夢見て結婚した夫婦生活が本当に毎日苦しくなります。

 

悲しい事にというか悔しい事に、

お金がかり心身の負担も大きい病院の治療は5年も10年も続けるのに、僕等の通院はたった数ヶ月で「効果が無かった」と思われ、やめてしまいがちです。

 

違いますよ。

 

こうやって「向き合ってくれる場所」

こうやって「提案してくれる場所」

 

なんて絶対に僕等しかいませんからね。

 

僕等がやっていることはとてつもなく価値があります。

 

 

施術だけでなく、ただその人に合った提案をするだけでも価値があるという事を治療家側が理解して受け止める事が大事です。

 

 

あなたの知識や経験のレベルで構いませんので、後悔が無いように提案してください。

 

 

中野

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