中野です
昨日は、ストレスやカウンセリングについてお話ししました。
僕にとっては、これでもう大半の仕事は終わっていると思っていますが、
僕等は体のプロですから施術等について書いていきます。
副腎に対する、手技はカイロ等では胸椎9番のアジャストになると思いますが、
それが作られたのは昔の話で、現在は昔と空気や食べ物、人間関係も違います。
体も違うと言ってもいいでしょう。
なので、色々と考えていかなければいけません。
ポイントは、
①栄養状態の改善
②副腎自体の改善
③ホルモン系の改善
です。
栄養状態の改善ですが、どの疾患、どの臓器をアプローチする際にもこれがまず目標になります。
特に副腎疲労の場合は、低血糖や低血圧になっています。
そんななか、さらに追い打ちをかけるように単に「甘いものを絶つ」は結構リスキーです。
しっかりと糖質の取りかたを考えていくべきです。
まずは栄養を吸収できるようにしていくべきです。
これはアトピーでも同じです。
掻くのを止めろと言う前に、栄養状態が改善すれば、傷にならなくなりますし、なにせイライラがなくなり掻くのも減ります。
なので、まずは消化器系です。
肝臓や胆嚢、膵臓をベースに腸の状態を整えて下さい。
すると、腹腔内圧もさがるので、胸郭の動きも出てきて酸素摂取能力も上がります。
すると、甘いものを絶つ前に、甘いものが欲しくならなくなったり気分の浮き沈みも減ってきます。
そして、腹腔内の状態や横隔膜の状態がいいので、以前お話したように副腎への血行が改善されます。
これに加えて腎臓に対してアプローチをすればかなり副腎の機能が上がってきます。
不妊やアトピーの方なら、この辺りで水分補給や軽く汗をかく習慣を提案すると、
循環器や皮膚の状態、精神状態も改善してきます。
食事制限、運動しろ等は相手との信頼関係や相手に余裕が出てきてから行うべきだと思っています。
では、次回はホルモンについて書いていきます。
中野