中野です
前回は、生理痛に対してお話しました。
痛みはサイン、痛みが指標というよりも、月経の期間や出血といった部分を指標にする。
つまり、
月経を正常に経過させるという視点をもつ というお話をしました。
月経の期間については、期間4~5日と言われています。
個人差はあると思いますが、非常に多いのが
2日位で終わってしまう、という方です。
また、出血量も少ない。
短くて少ない場合、しっかり排泄ができていない場合が、内膜がしっかり育っていない場合があります。
どちらにせよ
・骨盤の動きや子宮の動き易さ
・脳や卵巣状態を改善し、ホルモンが整い、子宮内膜がしっかり育つ環境を作る
これによって、
「量が増えてきた、月経が5日しっかり出た」ということが多くなってきます。
こういったことを一緒に喜んで、信頼関係を築くことが妊娠へ近づくことです。
ただし、前提として骨盤腔内の状態、特に子宮の状態は腹腔内の臓器の状態をかなり受けますので、便秘の改善や横隔膜の状態などが改善されていることです。
また、逆のパターンもあります。要は月経過多(10日位生理が続く等)です。
非常に多い出血やレバー状のものが出る場合、特に生理痛が強い場合、
エストロゲン過剰というホルモンバランスの異常や、内膜症の方が多いです。
一般的には排泄がうまくいかず、内膜が子宮外に育つと言われていますが、
ホルモン異常が原因となっている印象が強いです。
これも、しっかり経過を追いながら排泄をしっかり促すことと、ホルモンを整えることで改善していきます。
特に、こういったかたは、育ちすぎた内膜を手術で剥がす手術を受けようかと悩んでいる方が多いので、まずは体を整えることから始めるように促してください。
ここで、人生が大きく変わるかもしれません。
あなたの使命です。
人生を変える治療家を一緒に目指しましょう!! 中野