中野です
これまでは、病院の検査についてお話ししました。今回は、病院の治療についてです。
不妊治療のプロセスを大きく言うと、
タイミング療法 (ホルモン療法) や 処置(手術)
→ 人工授精
→ 体外授精
です。
なぜかこういう流れです。世の中の常識になっています。
当然、報われる人も当然います。
体外受精でも、年齢的にもうギリギリでこれで妊娠して幸せな人生を歩む方もいらっしゃいます。
一方で、臨床をしていると、不妊治療の経過で本当に沢山の問題を抱えた方が沢山いらっしゃいます。
これらを、まず受け入れて、それを踏まえて今後の提案をしなければならないと本当に感じています。
・現在のライフスタイル
・不妊治療の前とのライフスタイルの変化
・やってきたいこと
・どうしていきたいのか?
それに加えて、体はどういう状態なのか?
日本は技術は高いのに体外受精の成功率はかなり低い。
この穴を埋めていくには、
僕等が相手の、心や体の問題を含めて、病院で行われる不妊治療との間に入らなければいけません。
そして、
本人の本当の希望を引き出すには、僕等がこれらのことを知っておく必要があります。
なので、
・どのように治療が進めらえていくのか
・僕等が、それを受けて何を考え、今後の事を提案していけばいいのか
をお話していきます。
詳しい検査方法は、幾らでも不妊のポータルサイトやフリーペーパーに乗っていますので、勉強してください。
次回は、タイミング療法についてお話します。
中野