中野です
昨日、ある方と連絡をとりました。
急に一ヶ月連絡が取れなくなった方です。
とても心配なので、定期的に連絡をしていましたが、つながりませんでした。
その方から連絡がきました。
「すみません。現実逃避していました。来週予約お願いします」
実は、最近病院での検査を受けに行ったそうです。
病院の検査結果や病院に行くことで自分の悪いところだけ指摘され、
ショックを受けたり強いストレスを感じる方が多いです。
中には「難病かも、大学病院行って」と言われあまりのショックに2年間鬱になった方もいます。
ここで、思うことは「一人で戦わせてはいけない」ということです。
病院で治療をうけた方は病院対して不信感を持っている場合が多いです。
しかし、気持ちは受け入れても、 一緒に否定しない ことがとても大事です。
相手が落ち込んでしまう理由は、病院での検査の「意味」を伝えられてない場合が多いからです。
要は、病院の検査は「数値と基準」で判断するからです。
大事なのは「機能」であり「身体は何を表現してるか」です。
僕らは、病院での検査のことや、相手の身体が表現していることを絡めて下さい。
そうして、僕らやその人自身のできることを提案してください。
もう一度いいますが、病院の検査結果を一緒に否定せず、
検査結果とセラピストとしての意見をしっかり伝えて下さい。
では、次回はもう少し病院の検査を掘り下げてみましょう。
中野