おはようございます。
日本妊活協会の清水です。
今日は姿勢の悪さと内臓機能の低下について書いていきます。
最近は電車の中でもほとんどの人がスマホをずっといじっています。
その時の姿勢をみるといい姿勢でスマホを見ている人はいません。
視線がかなり下になるので、首の負担や背中、腰に負担がかかりそうな姿勢をしている人ばかりです。
姿勢の悪さも不妊の原因になりうるということについて書いていきますので参考にしてみてください。
今回ご紹介する方はデスクワークでパソコンでの作業が多く、移動中や家に帰ってからもスマホでゲームをすることが多い方でした。
自覚症状としては
・背中の痛み
・腰の痛み
・左膝の痛み
・足首の違和感
・かなりの猫背
がありました。
実際に体を検査してみると
・アライメントのズレ(全体的に左下がり)
・骨盤の硬さ
・背中全体のハリ
・右上肢挙上時の制限
・回旋制限
があるという状態でした。
左膝の痛みに関しては踏み込む時と階段を下りるときに出るそうなので、内転筋の問題があると推測しました。
当院に来院される前にレントゲンを撮ったところ異常は無かったので、家の近くのスポーツ整体に行ったそうです。
そこでは強い力で揉まれてしまい「痛い」と言っても「良くなりますから我慢してください」と言われ、次の日に揉み返しがきて通う気になれず、自分に合いそうな所をさがして当院に来院されました。
TLで負担のかかっている臓器を調べていくと胃で反応がありましたので、食事について聞いてみると
・外食が多い
・甘いものが好き
との事だったので、施術のポイントとして
・胃・膵臓の調整
・消化・排泄の機能をあげる
まずはここの改善を目指し調整を行いました。
外食→胃の疲れ
によって姿勢が猫背気味になってきます。
胃の下垂や姿勢の悪さ→腸の機能低下
甘いもの→膵臓に負担→背中のハリ
という事が考えられます。
このような状態ですと、臓器の中でも下にある子宮や卵巣にも負担がかかっているでしょう。
放っていくと婦人科疾患や不妊の原因にもなりかねません。
実際の施術では
腸→門脈→肝臓の影響を考慮し、内臓調整と頭蓋骨調整を行いました。
調整後はアライメントも整い、座った姿勢も良くなりました。
歩いてもらうと踏み込んだ時の膝の痛みも無くなっていたので調整を終了しました。
アウトドアが好きな方でしたので、週末にハイキングなどに良く出掛けては膝が痛くなるという状態が続いていました。
調整を3ヶ月続けたところ「3時間歩いても膝が痛くならなかった!」と喜んでいました。
メンテナンス意識が高い方なので、現在は妊活サポートという形で週1回のペースで調整を続けています。
妊活はすぐに結果が出るものではないので、少しずつでも体が改善に向かっているという実感も大切になります。
私たちのできる事はあくまでサポートですが、精一杯サポートしてあげて下さい。
今回の症例が参考になれば幸いです。