おはようございます。中野です。
受講生の方が最近とても頑張っておられるので、
沢山質問を頂きます。
特に多い質問は、
・子宮筋腫
・妊娠後の悪阻(安定期前の対応)
ですので、
今日は子宮筋腫の方の対応についてお話しします。
子宮筋腫を「治す」「消す」という意識を
いきなり持たないことです
相手は自分の写し鏡と言いますが、
こちら側の「症状への向き合い方」は、相手の方に伝わります。
ですので、
まず症状に対してその方が「頑張ってきたんだね」という意識を持ち、
その歴史に関心を持ってください。
こっちが「消そう」と思うと、
それ以上に相手の方は「消す」ことに固執する傾向にあります。
それが悪循環になるケースもあります。
症状というのは、
体での身体表現です。
表現できることはありがたいことです。
臨床的に診ての事ですが、
子宮は本当に色んな事を受け止めたり、色んなことの補正をしています。
皆さんが得意なところでいうと、
1.姿勢(構造的補正)
ですね。
姿勢は、心や体(筋肉や内臓)で大きく変わりますよね?
発する言葉でも変わります。
僕なんかいつもネガティブな事を考えるのですぐに下を向く傾向にあります。
最近練習をしてるのでだいぶ変わってきましたが笑
加えて内臓疲労や、筋緊張バランスで骨格が歪みますね。
すると3腔(口腔、腹腔、骨盤腔)の中で一番下にある臓器の一つである子宮がバランスを取ったり、他の臓器の歪みから逃げるように歪みます。
姿勢が何で崩れるのか?関心を持ってください。
次に、
2.毒(排泄器官の補正)
ですね。
経皮毒の事を伝える方が生殖器は毒を吸収しやすいと言いますが、
それだけでなくとも、子宮は体内に入った毒を受け止めるというか、排泄器官の一つなので現代人は負担を受けやすいんです。
なぜなら、他の排泄器官である、
・皮膚(汗をかかない)
・呼吸(浅い)
・腸(便秘)
・尿(水分不足、水分の質が悪い、我慢する人が多い)
といった部分が影響しています。
この辺りで相手の方の生活習慣で「伸びしろがどこか」関心を持ってください。
3.心の状態(感情抑制の補正)
これは本当に臨床的になってしまいますが、
不安や感情抑制が強い方に子宮筋腫が多い傾向にあります。
特に妊活中の方は「夫婦間」「職場」「親子間」での抑制が強い傾向にあります。
ここに関心を持ってください。
心の状態と子宮筋腫とどう関係があるのか?
免疫でいうと、不安や感情抑制が強いと交感神経が優位になります。
でも、これは誰でもありますよね?不安や感情抑制が無い人っていないですよね?多分笑
交感神経が悪いわけではありませんし。
妊活にお悩みの方は途切れることが無いんです。ここをどうにかできると良いと思います。
交感神経が優位になっていても、心を緩められる時間があればよいのですが、
一日中不安や感情抑制していることが頭にある方が多いです。
「仕事のストレスが原因」という事で仕事を辞めた後、上手く生活を楽しめず、
一日中妊活の事で頭が一杯になってしまうという方も少なくありません。
交感神経優位が途切れないと、細胞の増殖のスイッチが入ります。
そうして、子宮筋腫が大きくなる原因になったりもします。
こうやって、子宮は本当に色んな事が受け止めてくれているんです。
ということは、ご本人は本当に頑張っているんですね。
何が頑張り過ぎて、バランスが崩れているのか。
ここに関心を持ち、一緒に向き合ってみてください。
それと最後に、
領域をわきまえてくださいね。
医療は「検査と処置」が専門です。
検査や処置が必要がある場合もありますので、
相手の方を中心に領域をもってサポートしてください。
中野
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