こんにちは、日本妊活協会理事の遠藤です。
今回は、不妊で悩んでいる方が来られた場合、
何を問診で聞くのか?
ということを一つだけお伝えします。
問診で聞くこと
講座の中では、色々と聞きにくいこともあるので、
なるべく問診票の質問項目に盛り込んでおくと良いですよ。
ということもお伝えしました。
しかし実際には直接口で聞かなければわからないこと、
感じられないこと、引き出せないことも当然あります。
何を聞けばいいのか?
何を聞けばいいと思いますか?
色々とありますが、そもそも不妊で悩んでいる方の多くは、
肉体的な悩みだけを抱えているわけではありません。
その奥に大抵精神的な不安を抱えています。
それが自己否定だったり、罪悪感だったりと色々な面を見せますが、
今回は簡単に「不安」としておきましょう。
不安を取り除くこと
その不安を初めの1,2回で扱えるようにしてあげることがとても大切です。
何故かというと、精神的な不安を抱えたままでは、
体も思う様に良くはならないからです。
ポイントは扱えるようにしてあげること
ポイントは、解消や解決ではなく、「扱えるようにしてあげる」ことです。
解消や解決をしようとすれば、そこに焦点がいくので余計に苦しみます。
しかも解消されないこともたくさんあります。
では、扱える様にするにはどうすればいいのでしょうか?
自分が臨床上、上手く機能してきた方法は簡単ですので、
紹介させて頂きますね。
それは、「子供ができたら不安なことはありますか?」
と、質問することです。
そうすることで「不安を明確にしてあげる」ということです。
不安が明確になれば、それを客観的に見ることが出来るので、
焦点が不安や悩みから逸れ、本人が上手に扱えるようになりますので、
ぜひ試してみて下さい。
まとめ
まとめると、
①「子供ができたら不安なことはありますか?」と、直接質問する。
②紙やホワイトボードなどに書き出して、その不安を明確にしてあげる。
③客観的に見てもらい、どう思うかを聞いてみる。
ここまでで、かなりの人が不安は解消されなくても、
反応に振り回されないようになります。
これで精神的な不安が軽減され、体も改善されやすい状態ができてきますので、
ぜひ試してみて下さい。
次回は「そうは言っても・・・」ということもあるかと思いますので、
実際の例を挙げて、どんな不安が出てきたのかや、
相手が不安に振り回されてしまう場合にお伝えするポイントなどを投稿させて頂きますね。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
感謝を込めて!
こころカイロプラクティック
遠藤 晃央
〚不妊・婦人科の詳しい施術やカウンセリングのコツ〛
技術のコツや、婦人科疾患の対処法等の情報を分かりやすく、
出し惜しみなくメルマガで発信しています。
読んでいただけたら嬉しいです。
登録はこちらです。
https://bite-ex.com/rg/2164/13/