不妊症対策って何をしたらいいの?
タイミングを取っても妊娠しない…心配になって病院に行ったら不妊症という診断。
「正直このまま子どもは生まれないんじゃないか」という不安に悩まされた方は少なくありません。
方法論や情報としては「不妊症対策」はたくさんあります。
しかし、これが良いからやりましょう、ではなく、根本から見直していきましょう。
そもそもなんで妊娠するの?
妊娠は卵子と精子が出会うことから始まります。
ただし、出会えない過程があります。セックスレスだと出会えませんし、セックスしても精子が元気じゃなきゃ出会えません。また、排卵していないと出会えません。
では排卵しない原因はなんでしょうか?
ホルモンバランスが良くなかったとしたら、なんで良くないのでしょうか?
ホルモンをつくる原材料が良くないのでしょうか?
それとも他のことに使われているのでしょうか?
肩こりや腰痛などの痛みやストレスがあると、ホルモンを作る材料は軽減する方に優先的に使われ、卵子を作る方は後回しになります。また、排卵がうまくできたとしても、精子が卵管を通るときに、卵管が詰まっていたら出会えません。
ではなんで詰まるのでしょうか?
ホースをイメージしてほしいのですが、ホースの水の流れを止めるにはつまみますよね。
卵管もこのようにギュッとなっている状態です。
たとえば、子宮は一番下にあるので、腸が重くなってぽっこりお腹になると全部子宮の上に乗っかります。卵管造影という検査をすると腸が乗っかっていて、子宮が歪んでいるのを多く見受けられます。
ここで必要なのは、便秘を改善していくこと。
便秘や肩こりや腰痛、そしてストレスは妊娠とは無縁ではありません。
そんな苦労があって、やっと精子と卵子が出会えてたとしても、栄養がなければ受精卵はできませんし、そもそも精子が中に入っていきません。
また、卵子の膜を作っているのは脂であり、食事の脂の質が関係してきます。
そして受精卵ができたとしたら、卵管を戻っていきながら1週間くらい自分のパワーだけで細胞分裂していきます。この時に栄養がないとダメですし、栄養があってもエネルギーに変えていくミトコンドリアが元気じゃないと途中で死んでしまいます。
受精卵が分割しても、今度は子宮に向かってたどり着かないといけません。
子宮が硬かったら着床できませんし、母体から栄養を貰うために胎盤をつくるのですが、これは受精卵が作っていす。ですから受精卵は細胞分裂をするパワーも胎盤を作るパワーも必要になってきます。
おのずと何をすべきか見えてきたのではないでしょうか?
食生活の見直し
生活全般の見直し
ストレスを溜めすぎていないか
よい睡眠は取れているか
メンタルの状態はどうか
食生活の見直しでサプリメントを摂ろうとしても、吸収するのは内臓です。吸収する力が弱く、サプリメントを取っていても栄養不足の人はたくさんいます。また、単純に食べ過ぎて内臓が疲れているかもしれません。
一つ一つ改善していきましょう
だからこそ、1個1個試していくことが大切です。
夫婦でちゃんと話し合ってる?
食生活はどう?
仕事のストレスは?
寝る直前までパソコンやスマートフォンをいじってませんか?
改善していったら自然妊娠できたなんて話もたくさん耳にします。
ただ、闇雲にやるのではなく、どんな目的を持ってやるかがとても大事です。
そもそも妊娠ってなんでしょう?
それが上手くいかないのってなんででしょう?
1個1個自分のゴールに向かうことが分かっていれば、あれやっていこう!これやっていこう!となり、妊活も楽しくなります。
男性側は明確じゃないと歩めないという傾向があり、女性側だけが頑張ってしまうことがありますが、男性側も無関心なわけではありません。
この行動にはこんな意味があります、そういう理論的な話をすれば男性側もやってみようと行動します。そのために大切なのは、夫婦間でちゃんと話すこと。共通の目的意識を持つことが大事ですね。
心と夫婦間と食べるもの、そして体つくり、肩こりは?便秘は?生理痛は?一つ一つ妊娠と紐づけていけば今日からできることはたくさんあります。
一つ一つ、積み重ねていきましょう。