こんにちは、日本妊活協会
みらい整体院の清水です。
今日はPMSについて書いていきます。
来院されている患者さんに聞いてみても、主訴ではなくても何かしらの症状がある方が多いからです。
PMSは月経前症候群といい、生理の3~10日前から起こる気持ちや体の変化・不調の事を言います。
ポイントはなぜPMSが起こっているかということです。
生理の3~10日前ということは、排卵した後の黄体期でプロゲステロンが増え、体温が高い時期です。
つまり黄体機能に何か問題があると考えられます。
PMSの症状は200種類以上と言われていますが、その症状の1つ1つに注目してもあまり意味はないかなと思います。結局ホルモンバランスの乱れなので、原因はそちらにあるからです。
当院に来院されている患者さんの例ですが、来院時の症状で困っていたことは
・排卵の時期の不正出血
・生理前後のイライラ
・生理周期が不安定
・頭痛
・肩こり
・回旋時の背中の痛み(特に右)
でした。
ポイントは
体の状態が整っていないと上記のような症状が出る
逆に言うと
体の状態を整えれば、上記のような症状が改善に向かう
ということです。
PMSや不正出血がある方は、実はそれだけでなく肩こりや背中の痛みもある可能性があるし、肩こり・頭痛がある人は今後不正出血や生理不順などにも繋がってくる可能性があると言えます。
施術の指標としては
1、内臓の機能をあげ、骨盤内の状態を整えることによって脳から子宮卵巣への連携を良くする
2、頭蓋骨の調整をすることで脳の状態を良くし、ホルモンの分泌を促す
その理由は
・循環の悪さ
・排泄がうまく行っていない
・ホルモンバランスの乱れ
が考えられるからです。
PMSはホルモンバランスの状態、特にプロゲステロンの影響があります。
低温期が短かったり、逆に長かったり、周期が乱れるようであればまずそこの改善を目指すことから始めていきます。
特別なことはしていません。
内臓は
・排泄→腸
・解毒→肝臓、腎臓
頭蓋骨は
・側頭骨→腎臓
・頭頂骨→副腎
最後に毒素がたまりやすいと言われる卵巣を整えました。
この方の場合、週1回の調整を2か月続けたところ排卵前の出血や生理前のイライラなどがなくなったそうです。
生理周期の乱れもあったので、周期が整ったことも喜んでいました
妊活といっても、このように少しずつ体の変化を意識できるように、階段を登らせてあげる事が重要になります。
妊娠がゴールだと、0か1の話になってしまうので、患者さんも施術者側も結果がすぐにでないと焦ってしまいます。
そうではなく少しずつ妊娠できる体に近づいているんだよ、とお互いに実感できる事が大切です。
患者さんを一人にせずしっかりとサポートしてあげてください。