日本妊活協会代表の中野です。
僕達の協会の講座に興味を持ってくださってありがとうございます。
僕達は「健康な妊活を文化に」を理念に、
その先には「不妊ゼロ」になる事をビジョンとして活動しています。
Contents
「健康な妊活を文化に」って?講座ができた理由
もともと、僕は妊活のサポートの前に、子供達の治療を専門にしていました。
*このような乳児の子も来院されていました *地域の方向けに子供のアレルギー講座も行いました
このようなアレルギーに苦しむ子供達以外にも、
夜尿症、夢遊病、起立性調節障害といった子供達を診てきました。
この子達には当然、直接的な整体やカウンセリングも行いましたが、
多くはお母さんへのアプローチが必要になってきます。
例えば、アトピーであればお母さんが食べている物を変えたりです。
しかし、お母さん自身の心の問題も大きく影響している事が多いことに気付きました。
更には、その心の問題は夫婦の関係が大きく影響するんですね。
つまり子供の健康は、
・家族での食卓
・夫婦間を含めた家族関係
がとても影響します。
特に夫婦間の問題から、「お母さんの自尊心」へ影響し、それが子供に影響している事があるのです。
子供はお母さんをよく見ているんですね。
それから僕は妊娠する前の妊活の時期から「家族の健康」「夫婦の幸せの在り方」を作る事が大切だと思い、妊活サポートを始めました。
妊娠させたい!よりも「この方達を独りにしてはいけない」という思いの原点
しかし、現実はとても厳しく、
実際に不妊治療等で何年も苦しんでおられる方々は「健康に妊活を!」どころではなく、
「何としてでも妊娠したい」という思いが強いんですね。
そして、心も体も傷ついておられる方が多くショックを受けました。
しかも、こういった方々はパートナーや親、職場でも不妊治療の苦しさや寂しさといった感情に対して、
「私が頑張ればいいんだ。」と独りで戦っている方が本当に多いんです。
だから、妊活サポートというのは、
もちろん健康に妊娠・出産していただくサポートに価値はあるのですが、
まずはこのような方達を独りにせず、悩みを苦しさを受け止めて差し上げる必要があるんです。
そのためには、セラピストが女性の身体やホルモン、発生学、生殖医療、
そして妊活をされている方の悩みを理解して受け止めるために、
沢山の知識を学ぶ事と人間性を高めていく必要があると感じて臨床や勉強をしてきました。
こうやって悩む方を受け止めた上で、
「健康に妊活を」という部分を提供していかないと逆に相手の方を傷つけてしまう事もあるからです。
このように妊活サポートを治療院で行っているうちに、
僕が臨床で妊活にお悩みの方に向き合っている事を知ったセラピストから、
「是非教えて欲しい」と言って頂き、講座がスタートしました。
そして、次第にこの講座で学んだ方々から「一緒に広めて、日本を変える手伝いをしたい」と言って頂き、
日本妊活協会を立ち上げ仲間と一緒に講座や活動をしています。
不妊治療の現状は本当に厳しいと世間でもあまり知られていません
皆さん、不妊治療に関わる数字として、「32万6千回」「3万7953人」という数字。
何か分かりますか?
2012年の時点で、
・国内で行われた体外受精の件数「32万6千回」
・体外受精によって生まれた子供の数が「3万7953人」
です。
つまり、一回の体外受精で出産に至る確率は11.6%という事です。
一割強です。
体外受精の件数に驚く以上に、
希望を持って挑んだ体外受精でも子供を授かるには本当に厳しい現状がお分かりだと思います。
そこで「健康に妊活を!」という言葉が出てくるのですが、
何をもって「健康な妊活なのか?」という事が僕達セラピストが明確にしておくことが大切です。
「不妊に悩む方が報われていない現状」に僕達ができることは?
健康な妊活をサポートする上で、
①妊娠率を上げる事(流産率を下げる事)
②子供達の健康のために健康に妊活をする事
この両方が大切になります。
ではそのために何を提供すればいいのか?
最近では、整体や整骨院でも「妊活サポートします」「不妊症を診ます」という治療院が増えてきました。
これは「認知」という面では良い傾向だと思います。
一方、本当に不妊治療を長年行っておられる方を受け止められるのかという面では、
僕等も含めてもっともっと、みんなで協力し合って専門性と一貫性をもって提供する必要があると思います。
一貫性というのは、方法論ではなく「理念」や「体作りの考え方」です。
当協会での「妊活の身体づくり」では、精子や卵子、
そして体を構成している全ての元である「細胞」を元気にする事という考えをベースにしています。
妊活・不妊治療に必要な土台作りとは?
シンプルにまとめた図がこの「妊活ピラミッド」です。
図に沿って、一つ一つ説明しますね。
①メンタルアプローチ:目標設定、自己価値、夫婦間のコミュニケーション、ストレスケア等
⇒これが土台です。妊活カウンセリングにあたります。
②インナーアプローチ:体に入り「体(細胞)の素材」になる物の選択
⇒食育、生活指導、断食、サプリメント等のセルフケアの指導にあたります。
③アウターアプローチ:体に入ったものを吸収したり排泄したり、循環させるといった「処理する能力」である「内臓・筋肉・骨格」の状態の改善
⇒整体、運動、鍼灸等といったアプローチにあたります。
この3つのアプローチによって、細胞を元気にします。
そして、不妊治療を受けておられる方は、
④メディカルアプローチ:現代医学的な検査と処置(投薬、人工授精、体外受精等)
を受けられているので、
自然妊娠を望む方、不妊治療を受けておられる方の両方の土台作りをサポートします。
こうして、健康な妊娠と出産、その先にある幸せのために妊活をかけがえのない時間にして頂く事を目的に学んでいます。
不妊テクニックマスター養成講座で学ぶ事
不妊テクニックマスター養成講座では、妊活ピラミッドに上げた4つ
1.メンタルアプロ―チ:妊活をされている方の悩み・ストレス、その受け止め方
2.インナーアプローチ:妊活と食育
3.アウターアプローチ:内臓整体
4.メディカルアプローチ:生殖医療(不妊治療)について学ぶ
事を盛り込んだものになっています。
導入コースの内容について
当協会の講座は導入コース(4ヶ月)と進化コース(12ヶ月)とあります。
導入コースは4カ月間で「妊活サポートを始め、結果が出せる」内容を盛り込んでいます。
内容は毎回アップグレードしますので、変更になる場合もありますが、
導入コース1ヶ月目:内臓治療と妊活のつながりを身に着ける
☆妊娠のプロセスと不妊の原因
☆内臓の機能の理解と妊娠との関係
☆便秘、生理痛のパターン別アプローチの仕方
(考え方内臓治療の組み立て)
*内臓整体(一部頭蓋骨調整あり)のイメージはこちらをご覧ください。
非常にソフトな施術です。
内臓の調整は、各臓器のつながりを考えてのアプローチ必要です。
例えば子宮が歪んでいたとすると、
その子宮の歪みが、
・肝臓の重さから逃げるためなのか?
・胃や腸の下垂から逃げるためなのか?
・精神的ストレスによっての緊張状態が続いたためなのか?
等々を確認しながらアプローチできるようになることで、
相手の方への「気づき」を与える事ができます。
この「気づき」が健康な妊活を充実させることにつながります。
2カ月目:女性の体内で起こっている事を学び、臨床へ生かす
☆女性ホルモンと基礎体温の見方
☆内臓の機能と繋がりから臨床応用の仕方
☆冷え、生理不順のパターン別アプローチの仕方
(考え方と内臓治療の組み立て)
基礎体温をつけてらっしゃる方は非常に多いです。
そこで大切な事は、悪いとこ探しだけしない事です。
良い所を見つける事と、
問題があった場合にそこを「伸びしろ」としてアドバイスができるかどうかです。
例えば、
「体温がガタガタなんです」という方がいた場合、
その方は夜に妊活の事を考え、調べたりして一生懸命頑張っておられます。
そのせいで睡眠の質が落ち朝の体の状態が安定していない可能性があります。
その方に、「このガタガタが問題ですね」ではなく、
「頑張っておられるんですね」って声をかけれる事が大切です。
それができるのはセラピストしかいないんです。
3ヶ月目:「生殖」の専門家としての学びを深める
☆細胞と生殖について(アプローチの理由と期間の理由)
☆基礎体温の見方(異常パターンと伸びしろを見つける)
☆副腎疲労、子宮筋腫・内膜症の考え方とアプローチ方法
(考え方と内臓治療の組み立て)
特に生殖医療(体外受精等)を受けてらっしゃる方は、
どこで行き詰っているかが明確になりやすいです。
例えば、「受精しない」「受精卵が分割しない」といった具合です。
そこで、
それに対してどう「伸びしろ」としてアドバイスできるかがとても大切です。
また、ストレスフルな毎日で副腎疲労を起こしている方が多いです。
こういった方は、朝どうしても元気が出ないため、
特に専業主婦の方は「仕事もしてないのに家事もできない」というどうしようもないストレスと自己嫌悪に陥ってる方もいます。
そういった方に「あなたが悪いんじゃないんです」と声をかけ、アドバイスができる事が大切です。
これも、セラピストしか伝えられない事なんです。
4ヶ月目:「心」と「体」と「生活」トータルで相手を支える治療家になる
☆不妊治療の現状と流れについて
☆妊活サポートカウンセリング
☆食育と妊活の基礎
☆内臓治療のポイント
最も大切な事は土台作りです。
どんなに食事に気を使っていても、
心の問題があるとホルモンも内臓も機能せず体質がなかなか改善しません。
逆に、ストレスなく過ごされている方でも、
食育を家庭に取り入れる事で体調が劇的に変化したり、何よりそこで大きな気づきを得る事ができます。
その気づきは、「子供を授かる」事に加えて、その方の人生に大きな価値がある事です。
このようにして、4ヶ月間の講座を通して、
妊活をされている方を受け止めて、幸せに導ける準備をして頂けたらと思います。
講座だけで終わらない:活用してもらいたい大切な事
正直に申しますと、
4ヶ月間で妊活サポートの知識や技術をお伝えしても、
中々妊活サポートを取り入れられなかったり、途中で諦めてしまう方もいらっしゃいます。
もし講座の受講を検討されている方は、
講座以上に「環境」を十分に使ってモチベーションを保つ事や勇気を出して行動して頂きたいと思います。
講座は1カ月の中でもたった1日です。
それ以外の時間でも、
①繋がる事
②学ぶこと
③行動し、参加する事
④未来にワクワクする事
が大切ですので、当協会の講座以外の活動と常に接触していただければと思います。
出し惜しみはしていませんので、活用していただきたいです。
①つながる事
当協会では講座受講中にFBグループで臨床の悩みやシェアをしています。
それに対して、仲間や講師陣が全力で応えています。
☆FBグループでのやりとりの例1(無月経の方の質問)
学んだ事を実践し、半年無月経の方に生理が来た!けど・・・体の変化に不安という質問に、
講師・仲間から31件のコメント!!
アドバイスの結果、クライアントさんの不安も吹っ飛びました!!
子宮筋腫の不安、クリニックで伝えられたことにショックがある方への対応は?
に対して・・・どう対応すればよいのか。
不安は子宮を含む内臓の血流を下げてしまいます。
相手の方の筋腫や流産経験を「感謝」に変えるアドバイスが講師から。
講座受講中にも是非活用していただきたいです。
②学ぶ事
当協会では、臨床で活躍するセラピストがセラピスト向けブログ、一般の方向けブログで文章や音声で惜しみなく知識や臨床についての情報を提供しています。
講座の資料以上の内容になっていると思います。
是非、生の教科書としてご活用ください。
セラピスト向けブログ:http://funinseitai-pro.com/
一般の方向けブログ:http://ninkatsu.life/
③行動し、参加する事
当協会では、認定セラピスト同士や他業種とコラボして一般の方向けに講座やイベントを行っています。
*かっちりした妊活セミナーをしたり
*ヨガを取り入れたり(ヨガの先生も協会のセラピストです!)
*ご夫婦でできる整体(肝臓の調整です!)を伝えました。
このように、
私たちも受講生の方々一人一人に「地域のリーダー」になっていただきたいです。
私達が行っているイベントに参加し、是非臨床以外の世界を体験してみてください。
日々のモチベーションが劇的に変わるはずです。
④未来にワクワクする事
当協会の特徴はやはり懇親会が熱いという事です。
それは、僕や講師陣の熱さもありますが受講生の方々がとても熱いです。
懇親会では受講生と一緒にイベントの企画や講座の内容の充実、
協会の未来について熱く語る事が多いです。
また、おかげ様で僕たちは色んな方々からの応援を頂いております。
医師、看護師、助産師といったメディカルの方々から、
栄養・食育・妊活関係の団体様からご支援や応援と頂いております。
*応援を頂いている「あまねクリニック医師 桐村先生」
*関西で安産・子授け祈願で有名な中山寺で
イベントの協賛を依頼受けました!!
主催者様と僕達でのショット!
受講された方々には、こういった環境を活かす事が講座以上に価値のある事だと思っています。
一緒に、「健康な妊活を文化にする」という理念と「不妊をゼロに」というビジョンに向かって歩んでいく仲間になって頂けたらと思っています。
受講生がしっかり結果を出せるように
そして、現在東京・大阪の医師からのセラピスト紹介依頼、
セラピスト同士の紹介依頼、他団体様からの紹介依頼が増えてきております。
☆協会のネットワークで受講生同士が紹介依頼
ご紹介を頂く場所に仲間がおらず、悔しい思いをする事が増えてきました。
僕らの行動不足も否めません。
そして、地方の方々が講座が開催されている東京・大阪へ足を運ぶことは金銭的・物理的に大変だと思いますが、
志をお持ちでしたら是非あなたの地域のリーダーになって頂けませんか?
あなたの勇気をお待ちしております。
講座の日程について
不妊テクニックマスター導入コース 第7期募集!!
東京水曜日コース:9/6、 10/4、 11/1、 11/29
日曜日コース:9/24、10/22、11/19、12/17
大阪水曜日コース:9/13、10/11、11/8、 12/6
日曜日コース:9/10、10/8、11/5、12/10
プレセミナー&説明会
7期導入コースのプレセミナー&説明会が7月末より開催します。
3時間のセミナーですが内容は濃いです。
①不妊症を取り巻く環境と整体師にできる事とは?
②医師と我々の役割の違いを明確にしてクライアントさんに伝える方法とは?
③内臓治療と不妊との関係を明確にしてクライアントさんに伝える方法とは?
④肝臓が疲労する原因と、それが子宮とどのように関係するのか?その対処法は?
⑤導入コースの講座を120%臨床で生かすためのコツ
を詰め込んでお伝えします!!
説明会の日程・申込はこちらからお願いします。
「時期尚早はない」
この言葉は僕の師匠から頂いた言葉です。
迷ったら、迷わず僕たちに会いに来てください。
あなたの治療家人生に、大きな変化がでるはずです。
お待ちしてます!!
説明会の日程・申込です。
申し込みはこちら
中野