中野です
昨日は、25歳で卵巣嚢腫(5cm)、病院ですぐに人工授精か手術をすすめられビックリして拒否して転院した方の話をしました。
この病院の対応にどういう意図があったか、あくまで仮説ですがシェアすることで相手が不妊治療や今後のビジョンに対して、少しでもニュートラルになれます。
今日は、この方が処方され、転院先でも引き続き処方されたクロミットについてと僕の提案についてお話します。
クロミットは視床下部の感受性を下げて、下垂体からのホルモン分泌を促します。
そうして卵巣への刺激を促します。
卵巣嚢腫があるのに卵巣への刺激を促す薬が処方されている意味は・・・・?
早く妊娠させるためと捉えても、この方は生理周期に元々乱れはなく生理痛もありませんでした。基礎体温を見ると元々排卵もありました。
そして、クロミット処方以降、基礎体温が乱れ、無排卵の周期もあり、そしてオリモノの減少があるそうです。
正直このままでは妊娠は難しい環境だと思いました。
さらに、生理周期が乱れているので卵巣の状態もよいとは言えません。
まずは、この方へ病院での「処置」が必要な場合もあるという話をした上で、
①卵巣に対するアプローチ
・ホルモンバランスの改善
・卵巣を含めた細胞の代謝の向上
・免疫の正常化による細胞の代謝の改善
②妊娠に対するアプローチ
・クロミットの処方の必要性をしっかり医師に相談する
・子宮機能の改善
・卵子の質の改善
・精子の質の改善
これらを、栄養学・内臓と細胞との関係を説明しました。
そして、次回旦那さんも連れてきてもらう様に伝えました。
また、この方の25歳という年齢、食生活の大きな乱れを考えるとかなり改善の余地がある上、「若いから急ぐ必要はない」というわけではありませんが、自分と向き合う期間があってもいいと思い提案しました。
今後の病院での検査結果を見ながら、
リスクを考えて病院の通院と同時進行で僕の治療院へ通うことになりました。
医師も僕等もとにかく言葉に責任を持ち、そして相手にも自己管理という責任を持たせることが大事です。
しかし、自己管理の大きな妨げは「無知」と「誤った情報」です。
そもそも「病院が正しい」「病院の治療以外方法が無い」という部分をどうにかしてニュートラルな気持ちにすること。
そして、自分で未来を選択してもらうべきですね。
中野