不妊の臨床対応(生理痛・月経過多)④ 栄養と症状との関係

不妊の臨床対応(生理痛・月経過多)④ 栄養と症状との関係
不妊の臨床対応(生理痛・月経過多)④ 栄養と症状との関係

中野です

 

現在「35歳で、月経トラブルがひどく、病院の治療でも採卵して卵が育たない」という方を例に、臨床での対応を連載しています。

 

この方のポイントとしては、

・月経トラブル(月経過多、内膜症)

・卵が分割しない

・冷えは無く、生理不順もない

 

という感じです。

前回身体的な問題として、

・急性問題:外傷や近日の習慣の乱れ、季節的な要素

として、心臓と脾臓問題

・慢性問題:積み重なって出ている問題

として、肝臓と膵臓の問題

を挙げました。

 

今日は、栄養と食生活についてです。

 

僕等の様に内臓と栄養が診れることはとても重要なことです。

栄養学の人は「人は食べたもので出来ている」と言いますが、

それは正しくもあり不十分です。

 

体は、

①吸収されたもの

②化学反応(栄養・ホルモン・酸素・酵素等)

③循環して行き届いたもの

で出来ています。

なので、「食べたもの」に加えて吸収や排泄、ホルモン等に関係する内臓や脳の状態がとても大事です。

 

まずこれを理解してください。

 

栄養と言うと相手の方はピント来ない人が多いのですが、

シンプルに相手を納得させる言葉として僕が用いるのが、

 

見た目が良い卵を育てるために

薬を使うのか

遺伝子や細胞の栄養状態の良い卵を育てるために

内臓機能や精神状態、食事を改善するのか

 

という事です。

自分で言うのも何ですが、これは名言だと思っています。

 

今回の方の場合、

月経過多・内膜症 ⇒ マイナスの栄養学

卵の遺伝子・エネルギー状態 ⇒ プラスの栄養学

 

でお伝えしました。

 

まず、パン食や買い食いが多い面では、当然添加物や食物油脂(オメガ6やトランス脂肪酸)が過剰になりますので、マイナスにしてもらいます。

 

添加物や食べすぎ ⇒ 肝機能・ホルモン過多

⇒ 膵臓機能低下・副腎疲労

オメガ6・トランス脂肪酸 ⇒ 細胞膜の状態悪化

⇒ 生理痛や内膜症

プラスの栄養としては、野菜類から海藻類まで全て足らないので

海藻・魚類・緑黄色野菜 ⇒ ミネラル・VB群

⇒ エネルギー生成

野菜・果物類 ⇒ マルチビタミン

⇒ 抗酸化

オメガ3系  ⇒ 細胞膜を守る・生理痛や内膜症改善

 

といった具合ですが、

まずは相手が出来る事から始めて下さい。

簡単なのは、

①小食とよく噛む

②油を変える

③調味料を変える(味噌・醤油・塩等)

ここからですね。

これだけで、体も変わりますし、何より自主的な行動を促すことで心も変わります。

 

提案してみて下さい。

 

中野

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