中野です
昨日は、新規の不妊だけで3名いらっしゃいました。
うち、2名の方がご主人といらしてくれました。
初診から夫婦そろっていらっしゃるケースは以前よりも増えています。
最近ではほぼ無くなりましたが、
以前は、旦那さんの反対で来院できなくなったという方も度々いました。
旦那さんも関心が出てきたというより、
友人や身内で、不妊に悩むかたに触れる機会が多くなったという感じがします。
今日いらっしゃった方から、こんなことを聞きました。
その方は、不妊治療はやりたくないという意志を持っていましたが、その理由として、
友人が5年も不妊治療で苦しんでいる姿を見たり、
不妊治療が原因で離婚してしまった友人もいたそうです。
そんなに悩むならそのお金と時間で楽しく過ごした方がいいのではと思ったようです。
「血のつながった子供を授かる」ということへの思いの強さや価値観は人それぞれだと思いますが、
やはり人生なのでしっかり自分で選択する、そして後悔しないということが大事ですね。
こうやって「不妊」というキーワードを身内や友人から聞く機会は増えると思います。
最近では「結婚の条件」に「妊娠できるかどうか」というのも入ってきているという話も聞きます。
悩んでる方は、本当に人生かけて僕たちの所へ来ますので、
提供する側も、できることや相手がやるべきことを伝えて一緒に歩むことが大事ですね。
しかも、楽しくね。
昨日は、ご夫婦と3人で、悩みの相談から夫婦の夜の生活まで、
笑いあり涙ありのカウンセリングができました。
みなさんもご夫婦でいらっしゃった時こそ、
性生活や、不妊治療に対する夫婦間の価値観の違いまで話をしてくださいね。
中野