中野です
今回は不妊治療の、タイミング療法をやってる方が来た時に何を聞いて、何を考えるべきかがわかるようになります。
不妊を病院に相談すると、ほぼこの治療が始まります。
・薬を使っているか
使ってない方は自分で断れる方です。
そのほかの方は、ほぼ全員ホルモン療法と並行してタイミング両方を行なっています。
・薬を使っている期間
この期間が長いということは、結果が出ないことを何年もやっている。
でも次のステップの提案がない、ステップアップの勇気がない。という方が多いです。
そういった方は、薬の副作用だけでなく、精神的な不安、
そしてセックスレスになっている方が多いです。
・着床したことがあるか
着床してるのなら、精子は子宮に入っていけるということです。
なので、精子の状態は悪くないと予測できます。また、女性側の精子の受け入れは悪くない可能性があります。
こういった場合、体温の上昇や子宮の状態自体に問題がある場合が多いです。
要は、健康問題で解決出来る可能性が高いです。
しかし、薬の副作用でオリモノが減っているケースは、ここも改善しないといけません。
・タイミングの取り方
以前、どういったセックスライフだったのか、病院からどういう指示が出たのか？
そしてその指示によってセックスライフがどうかわったか？
セックスレスになってる場合、タイミングが合ってない方もいます。
・生理周期とオリモノと基礎体温の状態
元々生理周期が悪くないのに薬を使っている方もいます。
そして、精子が入りやすくなるオリモノが減ってしまう作用がある薬もあります。
これも、タイミング療法の前と今でどう変化したかを聞いておくといいでしょう。
・旦那様の仕事
非常に多いのは、旦那様が夜勤や出張が多いということです。
タイミング療法に加えて、家庭環境がこのような方は、セックスレスにってる場合が多いです。
こういったことは、本当に相談できなくなっている方が多いです。
とにかく、
生殖能力を引き出すために、性欲があるのだから セックスはしたいときにするべきです
このようなことを踏まえて、
タイミングのことや、セックスライフ、生活習慣を整えられるように、相手の方の治療にあたることがとても大事です。
では、次回は人工授精についてお話します。
中野
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