僕は、分子整合医学美容食育協会という栄養学とファスティングの大きな協会の千葉中央支部の支部長をしています。
先日は、僕が中心となって行っている理学療法士の塾の塾生へ栄養学とファスティングの資格コースを行いました。
マスター講座のフォローでも行います。
栄養の情報は至る所にあり、ファスティングも最近ブームになりつつあります。
治療家として大事なことは、
全く関与しないか、
深いところまで関与できる知識と経験を持つことです。
中と半場に関わると相手を壊したり、逆に信用を失います。
間違っても、ネットの健康情報をうのみにしないように。
ファスティングに関して大事なことは、
・ファスティングができる体にすること(準備)
・ファスティングの期間(これによって意味が変わる)
・相手の身体と生活環境を考える
・ファスティングの後の指導
です。
ファスティングを含め栄養指導で僕がシンプルに相手に伝えるのが、
・卵子も精子も細胞であること
そして
・細胞を守る事(抗酸化)
・細胞を修復する事(自然治癒力)
・細胞を入れ替える事(アポトーシス)
です。
ファスティングはこの、細胞そして遺伝子の修復と入れ替える力に強力に作用します。
やるのであれば、3日以上です。
ただし、この3日間をより効果が出るようにすることが最も重要です。
ファスティングとは要は「体の消化酵素を最小限にし、代謝酵素を最大限に使う」ことです。
その為には単に断食をしてもダメです。
①水または市販のジュース、自作ジュースで行う
代謝酵素はミネラルが無ければ働きません。なので水では話になりません。また市販のジュースはヒドイものが多く、砂糖ジュースみたいなものもあります。
自作ジュースは十分にミネラル補給できないのと、消化酵素を使ってしまうのであまり向いていません。
②ファスティングの準備をする
ファスティングに健康になるといきなりやるのは良くありません。治療家であれば最低限便秘・副腎疲労・頭痛等はある程度克服させておいてください。
内臓の機能があまりに低下していると好転反応がでます。好転反応は悪いものではないという認識がありますが、僕の中では体が反応しようとしてるのに、機能が追い付いていない証拠だと思っています。
そして食事内容も最低2週間くらいは気をつけてもらってください。
ファスティングの魅力として「味覚が変わる」という効果があります。これはとても大事です。
なので、ある程度ファスティング前に良いものを食べるクセをつけてもらってください。すると、ファスてイング後に「制限」とか「気をつける」
という考えが、「美味しいから好んでやる」という習慣に変わります。
ファスティングは「3日間酵素ジュースを飲んで食べない」という実にシンプルなものですが、
とても奥が深いのです。
興味があれば僕のファスティングと栄養セミナーに来てください。
次回は、先日ファスティングが終わった無月経・アトピーの方の結果と注意したことについてお伝えします。
中野