急性問題と不妊-1 急性と慢性問題について

中野です

 

いよいよ寒くなり、もう秋というより僕は冬な気分です。

いつの間にかハロウィンで大騒ぎをする国になったかと思えば、もうクリスマスやらイルミネーションやらの準備が周りで始まっているからです。

 

 

しかし、この季節の変わり目は、外だけでなく体の中も大騒ぎです。

 

まず施術をしていくうえで大事なことは、

急性問題と慢性問題を分けることです。

そして器質的問題がその下にあります。

 

 

分かりやすく言うと、

例えば生活が悪くても病気や不妊にならない人は、

鈍感か、元々の臓器の強さ(器質的)があります。

臓器の強さだけでなく、体内酵素の個別差の影響も大いにありますが。

 

 

しかし、年を重ねると当然内臓機能が落ちるので、

次第に積み重なった内臓の疲労が溜まっていきます。

これが慢性問題です。

 

 

そして、これに加えてイベントで食べ過ぎたとか、

季節の変わり目による環境適応での内臓の疲労が急性問題となります。

 

こういった方は感受性が低い方が多いので、症状としてのサインが出しにくい方が多く、

症状が出たころにはかなり重病で、「昔は丈夫だったのに・・・」と嘆くはめになります。

 

 

一方、

器質的に内臓に弱いところがあり、アレルギー等が幼少期から出やすい子は、

病院で薬漬けになりさらに弱くなる(必要な処置としての投薬もあるが)か、

 

 

両親が食事に気を付けたり、過保護にせず運動や遊び等を行わせると、

器質的に弱い部分を他の臓器の補正や、良い細菌等のおかげでいつの間にか強い子になる可能性もあります。

 

 

「昔は病気がちで弱かったのに・・・」というプロスポーツ選手もいますよね。

 

 

当然、ストレスの多い現代ですからその上に慢性的に積み重なる問題(大気や人間関係等)と、

やはり日本は四季がありますから外部環境の適応等急性問題も出てきます。

 

 

ある程度人間は適応能力がりますがやはり、

現代社会では栄養学やセラピストの手を借りることが健康を保つ上で必要だと僕は思っています。

 

 

だから、「今」僕らはこういった哲学の元で顧客を付き合う必要があります。

 

 

その人が現代社会でどう自分らしく生きていくかは、

健康問題(つまり食や体のメンテナンス)抜きにはありえなくなるからです。

 

 

前置きで終わってしまいましたが、

 

今日からこういった意識で顧客に向き合ってみてください。

 

次回は、この秋という季節の問題について内臓を絡めてお話します。

 

 

中野

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