逆子に対する対応の仕方

こんにちは、日本妊活協会みらい整体の清水です。

今日は妊娠28週で逆子になってしまった方について書いていきます。

病院では妊娠35週目で逆子だと帝王切開をすすめられるというのがだいたいのパターンです。

帝王切開をしてしまうと2人目、3人目の時も帝王切開をしなければいけないので出来れば自然分娩がいいですね。

赤ちゃんの腸内細菌もお母さんの産道を通るときに受け継ぐと言われています。

帝王切開の場合は手術室の細菌を受け継いでしまうみたいです。

もちろん施術で必ず元に戻せるというわけではありませんが、

可能性はありますので施術で狙うポイントについて参考にしてみてください。

この方は慢性的な扁桃炎があり、

来院直前はカゼをひいてしまっていて4日間ほど寝込んでいたそうです。

 

その最中に病院で検診があり逆子と言われたそうなので、

寝込んでいてあまり体の状態が良くなかった為に、

お腹の中が居心地のいい状態ではなくなっていたのかもしれません。

実際に体を検査してみると

・骨盤の硬さ

・背中の痛み

・回旋時に左肩甲骨に痛み

がありました。

そして内臓は右の腎臓と肝臓の疲労が強いようでした。

カゼ薬を飲んでいたので、その解毒の為に肝臓と腎臓に負担がきていたのでしょう。

偏食もあり、食欲も止まらないとの事なので腸から門脈を通り肝臓への負担に繋がっていたと考えられます。

まとめると

・薬→腎臓・肝臓

・偏食→腸・肝臓

の影響が考えられましたので、まずは肝臓から調整しました。

次に横隔膜の調整をしていたところ、お腹の赤ちゃんが良く動いているのが感じられました。

疲労によって下垂していた肝臓と横隔膜の硬さが赤ちゃんにとって居心地の良くない状態になっていたのだと思います。

 

それを調整したことによりスペースが出来たので赤ちゃんが動きやすい状態になったのでしょう。

通常ですと内臓の調整をした時点でかなり状態が良くなるのですが、

今回はかなり疲労していたようで、まだ調整が必要でした。

その後は頭蓋骨の調整を行いました。

特に

・側頭骨

・蝶形骨

の硬さがありましたのでそこの動きが出るように調整しました。

再度検査すると、骨盤の柔らかさが出て背中の痛みは無くなっていました。

硬い=ゆがみがある=循環が悪い

という事ですので、骨盤の柔らかさが出てきたということは循環が良くなっているという証拠です。

その硬さを作っている原因も内臓の状態から来ていることが多いです。

まとめますと、

内臓の疲労により様々な臓器が下垂を起こし、

赤ちゃんの為のスペースが十分に確保出来ない状態になっていたので、

動きづらい状態になっていたと考えられます。

内臓を調整しスペースを確保することで動きやすくなり、

逆子が改善されていく可能性があるということです。

お母さんがつらい状態は赤ちゃんにとってもつらい状態ですので、

妊活中であれ妊娠中であれ出産直前であれ、常に体を整えていくことが重要になってきます。

 

妊娠中に調整をしておくことで安産にも繋がりやすいので、参考にして対応してあげて下さいね。

清水

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