こんにちは、日本妊活協会理事の遠藤です。
先日2人目不妊の方の施術を始めた方から、
「出産経験のある患者さんと、全く妊娠、出産経験のない患者さんの施術、
問診など何か注意点、相違点などあるのでしょうか?」
という質問を頂きました。
今回はそれに対して私が問診について書いたお返事を紹介させて頂きますね。
きっと先生方の役に立つと思います。
以下、お返事です。
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○○さん
自分はですが、出産経験のある方、つまり2人目不妊の方には、
・子育中の子供に対してどう感じているか?
・ご主人も是非2人目を欲しいと思っているのか?
・現在のご主人との関係は?(妊活に協力的と感じるかどうか?)
などを探り、可能な限り旦那さんと1対1で話します。
そしてご主人には、
・奥様を母親としてどう思うか?(承認できているか?)
・自分は1人目の子供に対してどう感じているか?
(子育ては大変に感じるか? ストレス、不満はないか?)
などを聞くようにしています。
例えば、
・奥様がご主人に対して強い不満を持っていたり、
・ご主人が奥様を母親として認めていなかったり、
・子育てをとても大変なものとしていたら、
それ自体がブレーキにもなりかねないと思うからです。
何を聞くか決めているわけではないですが、
自分の場合はそんなところを意識しています。
ぜひ更に幸せになるよう、サポートしてあげて下さいね(^^)
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というのが、私からの返事でした。
まとめると、
・現在行っている子育てに対して、奥様、ご主人がどう感じているのか?
・それぞれが父親として、母親としてお互いをどう思っているのか?
・パートナーとしてお互いをどう思っているのか?
という点を意識してお話を聴きます。
そしてもし、2人目を育てることにブロックがあるようであれば、
それに気付いてもらう様にします。
本人が気付くだけでもだいぶ違いますのでね。
ご主人と1対1で話すことの大切さは、奥様から聞くご主人と、
ご主人に直接会って話を聞いて感じるご主人は、
ずいぶん違うということもよくあるからです。
その方の思考や家庭をみるためにも、
やはりご主人とも1対1で話せると、
より良い結果につながると思います。
最後に2人目不妊に限りませんが、
問診はとても大切です(当たり前ですが)。
この時に行うコミュニケーションが決定的に結果に対しても重要になってきます。
そこで自分の師匠から教えて頂いたことですが、
私のコミュニケーションの定義を紹介させて頂きますね。
「コミュニケーションとは、相手の世界を理解するための努力である。」
ということです。
コミュニケーションとは、
相手を説得するものでもないし、
自分をわかってもらうためのものでもありません。
相手の世界を理解するための努力です。
ここをしっかり意識できていると、
素晴らしい信頼関係も築けるし、相手の幸せにもつながり、
結果的に子供も授かりやすくなるのではないでしょうか。
問診の時の参考になれば幸いです。
日本妊活協会理事
こころカイロプラクティック
遠藤 晃央
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