【生理不順と顎関節症と不妊の関係性】
こんにちは、日本妊活協会理事の浅井です。
今日は生理不順と顎関節症の関係についての考察を当院に来られていた方の改善例を踏まえてお伝えできたらなと思います。
なぜ?
生理不順と顎関節症かというと、生理不順の方を問診していると、『顎が、、、』と顎関節の症状を訴えられる方が多いなと感じたからなんですね。
もしあなたの目の前の患者さんが生理不順、もしくは顎関節症でお悩みでしたら参考にしていただければと思います。
まず生理不順とは
生理は通常妊娠、授乳中以外は月経、排卵、月経とだいたいのサイクルで定期的にやってきます。
それが毎回バラバラな周期であったり、量もバラバラという状態を生理不順(月経不順)と呼ばれています。
次に顎関節症とは
口を開けたり閉じたりするときに痛みが生じたり、口が開きにくい、閉じにくいといった症状や、食べ物を噛むと痛いといった症状が代表的です。
では当院の患者さんの改善例を早速ご紹介いたしますね。
30代 子供が欲しいと考えているが、生理不順で本当にできるのか不安、顎関節症、頭痛、寝ている時の食いしばりというのが初診時の主訴でした。
体を診ていきますと、
クラニアルのリズムが悪い
腰椎が硬い(胸腰移行部)
股関節に可動域制限があり(特に左)
頚部の可動域制限がある
等が気になりました。
調整内容は
すい臓を調整
側頭骨から小脳テントのリズムが整うように調整
蝶形骨のリズムが出るように調整
以上です。
これだけです。
顎関節の不快感の消失と共に3か月後から生理周期が安定しました。
施術後の変化としては、
すい臓の調整により腰椎上部の動きが出てきたのと
クラニアルのリズムが整い全身の重さが消えました。
頚部、股関節の可動域制限も消えました。
ここからは考察ですが、なぜ生理不順と顎関節症がリンクしていたのかですが、
まず股関節と顎関節がリンクしているので側頭骨のリズムが出たことで顎関節、股関節の可動域は改善し、蝶形骨とリンクしている上部頸椎も改善。
よってクラニアルにリズムが出てきたことで視床下部、下垂体が解放され生理不順に関わるホルモンバランスに良い影響が出たと考えられます。
【顎関節症・食いしばり・上部頸椎の硬さ・こめかみ付近の頭痛】というのは全て繋がっていますし、これらのことから日常のストレスにより交感神経優位になっていたため生理不順、顎関節症を引き起こしていたと思われます。
すい臓もメンタルが大いに関係しますし、すい臓が病むことで上部腰椎には影響が出るのと、腰椎上部が子宮、卵巣への動脈の分岐部になっているため卵巣、子宮と関係する症状の変化が見られたのだと考えます。
【生理不順と顎関節症の繋がり】と上記にあるようなポイントを複合して診てみてください。かなりの確率でリンクしていることに気づくと思います。
詳しくは日本妊活協会が提供するコンテンツとして生理不順の施術プロトコルというのがありますのでそちらで詳しくお伝えしております。
もちろん上記にあげたことだけで体に変化は出せますので生理不順と顎関節症の繋がりを意識して施術してみてください。
何か変化が出ればメッセージいただけると嬉しいです。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
日本妊活協会理事
長居あさい整骨院・あさい整体
浅井一将
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