こんにちは。
日本妊活協会の尾倉です。
今日は臨床でよくあることとして「体の変化が早い人と遅い人の違い」についてお話しようと思います。
なぜこんなことを書いたかと言うと、肩こり、腰痛であっても、妊活サポートであっても回復や変化が早い人、遅い人っていますよね?
「あれ?前回の施術後はすごくいい感じだったのに・・・」
「同じように施術してるのに、なぜこの人は変化が小さいんだろう?」
こんなこと思ったことありませんか?
そしてなかなか良くならないとすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
だから、
自分の技術不足じゃないか?
知識が足りないんじゃないか?
経験が足りないんじゃないか?
他に改善できる技術があるんじゃないか?
そんな風に考えてしまうんですよね。
そんな中改善していく人を見ていて
気づいたことがあります。
それはこちらがお伝えした、セルフケア、食生活の提案、生活についてなどの行動力、実践するスピードが早いということ。
食生活の改善などはすぐさま変える方が多いんです。
食事の取り方を変えたり、調味料を変えたり、体にマイナスになるものはすぐに止められています。
逆に改善が進まない人は
他人事な面が多いように思います。
妊活プログラムでは排泄力を高めるための施術を行いますが、食生活の見直しが必要な方はとても多いです。
なのでまずは1週間やってみようとか、まずは間食をやめてみようとか指導しても
「1週間試してみてどうでしたか?」
「先週は忙しくて、あまり出来ませんでした」
みたいな返答が多いんですよね。
そこで思うのは
如何に目の前の患者さんに、「やってみたい!」「早く変わりたい!」って思っていただくかってことに尽きると思うんです。
もちろんこれまでの積み重ねでなかなか改善していかない方がいるのも事実です。でも自分事でしっかり取り組んでいただいて出た結果は、必ずその方の財産になります。
そしてこと妊活に関して言えば、その財産が子どもの健康と笑顔を守る礎になるんです。
なので僕たちは目の前の方のワクワクや好奇心、希望をいかに引き出せるかが大切だと感じます。
なぜなら僕たち治療家は、生活習慣や食生活が変わり、そこに施術を加えればどんどん体が変化していくことを知っているから。だから足りないのは知識でも経験でも技術力でもないのかなと。
だからって必要ないわけじゃない!
患者さんの「やってみたい!」「早く変わりたい!」を引き出すためには、ワクワクや好奇心を持ってもらうためには、なぜこれを変えると改善するのかを伝える必要があります。
そのためには知識が必要です。
妊活サポートをするうえで整体だけではサポートしきれないのはなぜかを知る必要があります。
僕たち妊活協会で学んでいる方はそれを理解しています。
だから不安を抱えながらも学び続け、自分の技術を磨き、目の前の方に関心を持ち、サポートを続けます。
そしてその先にある命の誕生に関わったというこのうえない充実感と幸せに満たされるんです。
日本妊活協会認定院
奈良めばえ整体院
尾倉 弘真