こんにちは日本妊活協会理事の浅井です。
本日は「不妊治療を受けているんです。」という方が来られた際のトークスクリプトについてお話できたらなと思いますが聞きたいでしょうか?
もし、何を聞いたらいいか分からないまま問診することになったら不安になっちゃいますよね。
ですのでいざ目の前に不妊でお悩みの方が来られた時にしっかり対応できるようにお伝えいたしますね!
なぜトークスクリプトについて書こうと思ったかというと、本当によく聞かれるからなんです。
受講生の中からも妊活中の方が来られたら「何を話したらいいのかわからない」「何て聞いたらいいのかわからない」という声も多数聞きます。
それでは、早速最強のトークスクリプトをお伝えしますね!
最強のトークスクリプトですが、
、、、
ありません。
ん?
すいません、そんなものありません。
すいません。
どういうことか説明してきますね。
①トークスクリプトでは「説明」になる
これは全ての問診に言えることですが、術者側が何を話すのかを決めて話していると患者さんとの対話、コミュニケーションではなく「説明」になってしまいます。
もちろん、何を話すのかを決めて話していても自然と対話、コミュニケーションができている方はいいと思いますが、一方通行の説明にならず、会話のキャッチボールが大切です。
②妊活中の方の悩みを引き出すことができない
術者側に決まったセリフがあると、妊活中の方の本音を引き出せません。
これは結構あるのですが、最初は「薬を使っても仕方ないと思っている。」
と言っていた方でも、話を聞いて聞いて聞きまくると泣きだされて「本当は薬を使わずに妊活したい。副作用が怖い。」と奥底にある悩みを言ってくれるようになります。
上辺だけのセリフでは、悩みも夢も引き出せませんし、何より信頼関係の構築ができないと思います。
冒頭に、受講生から「何を話していいかわからない」と言われるといいましたが、これは単に
今まで診たことがないからか診た経験が少ない、もしくは知識が足りない
からです。
腰痛の方に「何て聞いたらいいかわからない」はならないですよね?
不妊でお悩みの方を診たことがない、診た経験が少ないという点は最初はどうにもなりませんが、知識でカバーすることができますので、最低限、女性の体の仕組み、生殖医療について勉強することは必須です。
ネットで情報が溢れていますので、患者さんは調べまくっておられますので、こちらも勉強して備えることは妊活の患者さんを診る上での最低限のマナーかと思います。
まとめ
①『こちらの何を話すか』ではなく、『相手の何を聞くか』ですので聞くに徹する
②基礎体温、ホルモン等女性の体について、生殖医療について勉強する
ある程度知識を入れているだけでも構えられるようになりますので、目の前の方は何に悩んでいるのかな?という目線で問診できればいいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本妊活協会理事
長居あさい整骨院・あさい整体
浅井一将