中野です
先日、4期の子宝整体のコースがスタートしました。
僕は初めの哲学と最後の総括で関わらせていただきました。
今回はセミナー中に僕がお伝えした、
技術が伸びる大事なことをお話しします。
要は、少し触れただけで相手の状態が分かるようになるコツです。
こういったコツが分かれば、
受講期間の3ヶ月で、大幅に施術で結果が出て、
治療が楽しくなると思いますよね?
こんなこと言ったら受講生に「金返せ」と言われると思いますが、
正直、手技の方法論はそんなに大事ではないと思っています。
大事ではないというか、それ以上に大事なことがあるんですよ。
受講生の方が、その大事なことができてるか、できてないかは、
ペアの方への接し方や体の扱いを見ていればよく分かります。
みんなだって分かりますよね?
「この人の施術、凄い心地いい」とか「もうやめてくれ!」
って。
そこが大事なんですよ。
そして、僕と受講生の方の差って、そんなもんなんですよ。
ちなみに僕は自分の事を少しもゴッドハンドだと思っていません。
その代り、人一倍相手の体を丁寧に扱っている自信があります。
この積み重ねはやがて、相手との信頼関係や施術効果だけにとどまらず。
施術者の感覚をとてつもなく鋭くします。
例えば、
僕は肝臓を肋骨の上から触れてもほとんど押さずに肝臓のどの辺りの、どの深さが硬く血流が滞っているか分かります。
もちろんキネシオロジーも使わずです。
それで、
「感覚が鋭くなるために、どんなことしたらいいですか?」
と聞かれたら、
○○グラムでタッチしろ!
ソフトタッチが大事だ!
イメージしながら触れろ!
とは言いません。
ただ、「相手の体を大事にしてください」と言います。
相手の方にタオルをかけるときのかけ方一つでもこれが現れるんですよ。
これは、施術がソフト系であろうとゴリゴリ系であろうと同じです。
ゴリゴリでも相手の体を大事にされている施術家に施術をされると、心地よいんですね。
こういったことを、あえてタッチをする際のポイントとして、
僕がどう表現するか分かりますか?
それは、
「相手の体に情報を取りに行くのではなく、情報を受け取ろうとすること」
です。
意識する方向がそもそも違うのです。
触って情報を「取りに行こう」とする人は、
意識の方向が術者の手から相手の体に向かいます。
情報を「受けとろうと」する人は、
意識の方向が相手の体から術者の手に向かってきます。
これが広がると、手だけでなく体で相手からの情報を受け取れるようになります。
そして、これができる人は、
タオルかけるのに相手がどう反応するか受け取れます。
だから丁寧にタオルをかけます。
相手の腕や足を挙げたり降ろしたりする時に相手の反応を受け取れます。
だからどうやっても粗く上げたり降ろしたりできないんです。
分かっちゃうんで。相手がどう感じたか。
施術も同じく、
相手を大事にしてると、色々なことが分かっちゃうんですよ。
少し触れれば。
あなたがどんな意識で相手に触れているか。
それが出るんですよ、セミナー中でも。
習いに来る方は、まずはセミナー中にやるべきことは、
ペアの方の体を大事に扱う事から始めてください。
それができれば、大丈夫ですよ。
ゴッドハンドを目指さなくて。
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日本妊活協会 代表理事中野