こんにちは。日本妊活協会代表の中野です。
前回の「妊活と逆子」のお話しから数名の方から
「もっと妊娠と妊婦さんについて教えて欲しい」という意見を頂きましたので、
もう少し詳しく、書いていこうと思います。
まず初めに、
妊婦さんが来た時に考えることは、
Contents
「子供を守れ!」
という事です。
前回お伝えしたように、
母親は子供に「スペースと栄養を譲る」とお伝えしました。
そのために、
妊婦さんの心肺機能の変化は凄い
☆基礎代謝と体表面積が増加するため、
胸郭は可動性が上がり一回換気量も上がる(約3L)!!
⇒内臓下垂等で胸郭が動かなくなる
⇒酸欠
⇒内臓疲労だけでなく心肺機能に負担
⇒交感神経優位
⇒体の炎症 ⇒免疫低下
⇒適応能力低下 ⇒子供を育てにくい
子供を守るためのホルモンバランスの維持は、身を削っている!
☆ホルモンバランスの維持
⇒妊娠を維持するためのプロゲステロンの影響
⇒平滑筋の弛緩
⇒唾液の分泌、胃腸の働き低下
⇒消化不良
⇒内臓疲労、栄養不足
⇒お腹のスペースが窮屈に
⇒子供を育てにくい
循環器の仕事量が凄すぎる!
☆体液が1.5倍に!!
⇒腎臓の血流量も30%位増加
⇒心臓や腎臓、脾臓の負担が増える
⇒プロゲステロンによって血管は緩むので血圧が不安定に
⇒副腎が疲労する
⇒さらに妊婦さんは血糖値が上がりやすい
⇒副腎が疲労する
⇒精神的に不安定に
⇒出産時の大きなストレスに耐えられない
⇒子供を守れない
⇒難産・早産につながる
内臓に関係する部分だけでもこんな感じです。
内臓疲労と骨格の歪みの関係
その他、
内臓疲労で胎児が動きずらかったり、
体液の増加による腎臓疲労によって、骨盤がかなり歪み後傾します。
また、膵臓もかなり疲労しやすいので、
腰椎1番の前にある膵臓が重くなると、
腰椎の可動性も低下します。
こういった部分で、痛みや精神的負担はかなり増えます。
なので、
妊娠前から、
・内臓疲労を取っておく
・食事やセルフケアを覚えておく
・体力をつけ体の変化に適応できる体力をつける
妊娠中も、
・内臓疲労と取っておく
・内臓の位置や心肺機能た保てる姿勢と体力をつける
こういった事が大切ですね。
体作りは妊娠してからではとてもじゃないけど大変です。
4人の子供を出産してくれた嫁さんを見ていて思います。
体ができていないと、
体調不良や精神状態が悪くなり、
とてもじゃないけどセルフケアなんてできません。
食事に気をつけろって言っても無理です。
これは男には分からない辛さですが。
だから、この前もお伝えしましたが、
男性諸君、女性をリスペクトしましょう
そして女性の方々、
快適な妊活Life=快適な妊娠Life=快適な胎児Life
です。
妊活を充実させることで、
本当に、本当に、未来が変わります。
というか、
体ができていない状態での妊娠Life程大変なものは無いと思います。
是非サポートを受けて欲しいです。
中野