中野です
今回はセラピストでもできる不妊の検査についての二回目で、ホルモンバランスについてお話します。
先日、病院の検査のと事でもお話しましたが、病院はあくまで数値と基準を見ます。
僕等は機能を見て下さい。
・ホルモンの問題
ホルモンが何で大事かは、
「排卵できているか?」「子宮内膜は育っているか?」
「精子を受け入れる準備ができているか?」「しっかり受精卵を育てられるか?」
といったことに関わるからです。
これは、基礎体温を見れば大体わかります。
低温期の長さ → エストロゲン・FSHと卵巣や子宮の機能
低温期と高温期の差(0.5位が理想) → 黄体ホルモンと卵巣の機能
加えて、排卵検査薬を使うのも手です。
排卵時のホルモンのタイミングや量をある程度把握できます。
・子宮の状態
これは、病院では子宮内ポリープや筋腫の内視鏡検査がありましたが、
僕等は、子宮をいい状態に保つ為に、
オリモノや生理の経過(量・色・期間・痛み)を指標にするといいと思います。
・卵巣の状態
これは、病院では超音波の検査が行われますが、
これも生理周期と関係があります。
特に、生理が極端に短い又は長い場合は卵巣の機能の問題が関係している印象です。
また、しっかりリセットできてるかがとても大事なので、生理周期の乱れを見るのがいいと思います。
その他、構造的な問題として、
腹腔内の状態や
姿勢、
骨盤・脊柱・股関節の動きなどを
骨盤空内をイメージしてメカニカルなストレスを大まかにつなげることです。
あとは、その他の症状ですね。
便秘や冷え、
精神状態などを、
ホルモン、メカニカルストレス、生殖器の状態(温度等)と絡めると、
今の皆さんのできることで、十分アプローチや情報共有のシェアやカウンセリングができます。
あととても大事なことがあります。
オリモノ
基礎体温
排卵検査薬
をチェックに使う場合、
タイミングをとるための指標にしている方が多いですが、
人によってはやめさせた方がいいですね。
これによってセックスレスになっていたり、強いストレスになっている方が多いです。
ひどい方は、これによって生理不順になる方もいます。
基礎体温なんか、教科書通りハッキリ二層になってない=ダメと思い込んでる方が多く、
非常にストレスを感じている人が多いです。
あくまで、体に目を向けるキッカケ位にしておいた方がいいと思います。
中野