おはようございます!
日本妊活協会代表の中野です。
先日,池袋相談所で相談に来られた方のお話です。
2人目が欲しいけどなかんかできない。
不妊治療も行っているけどできない。
「どうしたらよいのかわからない」という相談です。
この方の場合の相談のポイントは、
・本当にご自身の本心は「不妊治療」をしたいのか?
・夫婦の健康と子育てについて
でした。
2人目の妊活で悩まれている方の中には、
「もう不妊治療をやめて、あきらめさせて欲しい」
と思っている方も少なくありません。
1人目のお子様も不妊治療で授かった方は「特に」です。
もちろん、1人より2人子供がいる家庭に夢を抱いていますが、
やっとできたお一人目の子供。
やっぱり「今目の前にいる我が子にしっかり向き合いたい」
という気持ちがあるのに、
不妊治療のことで心も体もいっぱいいっぱいで、
「もっとこの子に時間と愛情を注ぎたいのに・・・・ごめんね」
って思ってる方も多いという印象です。
なので、この辺りをじっくり聞いていきます。
ただ、
「早く諦めて家族3人で毎日毎日楽しく過ごしたい」
って心から思っている方でも、
「妊活を続けてもう一人授かる!」
と思っている方でも、
「健康になる」ことに対するデメリットはないのと、
「不妊治療をやめる=妊活をやめる=子供をあきらめる」
にはならないので、
その辺りをご本人の「どうしたいの?」に沿って伝えていきます。
今回の方の場合は、
・時間面、金銭面、精神面、家庭環境、本人の目標
を確認しても「妊活をやりたい!!」と思っていること、
・一方ご年齢が40代半ばであること
・ご夫婦で健康面でかなり不安があること
を踏まえて、
「お体の状態」と「ご本人の本心」を踏まえて、
子育ても楽しみながらご本人が明確に妊娠へ向かえる妊活をシェアすることと、
ご夫婦の年齢と健康状態から、
僕個人として
「子供に、親の健康で心配させてほしくない」
「健康に不安を抱えながら子育てをして欲しくない」
という面から、
今この方が「どうしたらよいのか?」を一緒に考えて,
相手の方の妊活に対する迷いをとり、スッキリしました。
とても良い表情になっておられたので、
きっとこのまま楽しく生活と妊活をしていけば夢が叶うはずです。
あとは「独りで考えない、悩まない、戦わない」
ことがとても大事なのでお近くの協会員のセラピストにおつなぎしました。
妊活は「どんな方法論を提供するか」
以前に「本当はどうしたいの?」を一緒に見つめなおすことがスタートですね。
皆さんのところに、こういった不妊治療を経験している方が来ると思います。
でも、一番相手が聞いてほしいことは「本心」です。
参考になればうれしいです。
中野