中野です
今日は、
オリモノを確認しながらのタイミング指導ですが、
女性ですと、理解している方も多いと思います。
オリモノは、基本的に子宮や膣内をキレイに保つために出ています。
しかも、肛門が近い膣はバイ菌が入りやすいので、 オリモノによって酸性に保たれ、悪い菌が繁殖しないようになっています。
最近だと、ウォシュレットがこの悪い菌を殺すオリモノをとってしまうので、 膣炎や膀胱炎になりやすくなっているといわれています。
排卵前になると、
卵巣が排卵の準備ができる
→脳がそれを感知してホルモンを出すように指令
→子宮の受容体が反応して、頸管粘液を出します。
これは、いつもより粘っこいオリモノです。
これによって排卵数日前からオリモノが増えるか粘っとしてくるのを感じるはずです。
妊娠しやすい人は、基礎体温や排卵チェッカー等を使わなくても、排卵日や妊娠しやすい日を体の変化を感じてわかっています。
この排卵前からのオリモノの変化もその一つです。
この変化が分からない方でも、 気にしてなかっただけで、こういったことをお伝えすると自分の体の変化に気づく人も多いです。
特に、オリモノが出る意味等をお伝えすると喜ばれます。
「このオリモノがしっかり出てると、精子を誘導してくれますよ。」
といった具合です。
僕の場合、 生理周期が乱れてなくて、排卵がしっかりあって、このオリモノが出る方は、 基本的に病院でのタイミング療法をやめてもらいます。
ます、排卵日とこのオリモノの出るタイミングを感じてもらい、
排卵日前からこのオリモノがでるようだったら、そのあたりから適当にセックスしたい日にセックスの頻度を上げてもらいます。
それでタイミングはばっちり合うはずです。
基礎体温をつけたり、仕事の合間に苦労して病院に卵胞チェックに行き、
中には薬で排卵日をコントロールし、 今か今かと排卵日を待ってセックスの準備することに疲れている方も多いです。
是非、こういったことを伝えてあげてください。
頸管粘液がわからない方は、排卵前あたりに膣に少し指を入れてオリモノをチェックしてみるとわかる人もいます。
こういったことは、男性セラピストも恥ずかしがらずに聞くことが大事です。
そして、初回からこういった話ができるといいと思います。
また、この粘液が少ない人はホルモンバランスが悪いか、 油の取り方等、栄養面での問題がある方が多いです。
このあたりも今後お伝えしていきます。
次回は、排卵チェッカーとタイミングにつてお話しします。
中野